ファクトリーリセットの実行時に必要なファイル(工場出荷イメージや uboot 環境変数設定ファイルなど)を USB メモリを使ってファクトリーリセットしたい装置にコピーする手順は下記の通りです。
- 事前準備
必要なファイルは USB メモリの直下にコピーし、ファクトリーリセットしたい装置はリカバリーブートモードで起動、root ユーザーでログインした状態にしておいてください。
- USB メモリを装置の USB ポートへ挿し以下の順でコマンドを発行、USB メモリへアクセスできるようにします。
# mkdir /tmp/usb
# mount /dev/sda1 /tmp/usb - 以下の順にコマンドを発行、装置へのコピーを行います。
# cp /tmp/usb/<コピーしたいファイル名> /root/
- コピーが終わったら以下の順にコマンドを発行し、USB メモリを抜きます。
# umount /tmp/usb 以上でコピーの手順は完了です。
USB ポートの無い機器(BX0 , 1 , 3 ,5 など)で USB メモリを使用する場合、オプション(別売り)の「USB給電二又ケーブル/USBホスト付き」が必要です。