OpenBlocks A7 , EasyBlocks IPv6(IPV6 Enterprise は除く)で、再起動後にステータスインジケーターが 3 色同時点灯したまま起動しなくなった場合、USB メモリを利用したファームウェアの上書きを行うことで復旧できます。
- 事前準備
- USBメモリを用意、利用していたバージョンのファームウェアファイルをUSBメモリの直下に保存します。ファームウェアのファイル(uImage.initrd.obsa7)は下記よりダウンロード可能です。
http://ftp.plathome.co.jp/pub/OBSA7/(OSのコードネーム)/(FW.Ver)/ - 操作端末と装置本体をコンソール接続します。接続方法、設定については下記ドキュメント内、「各部の名称 [A7]」および、「シリアルコンソールでの接続」の項をご確認ください。
OpenBlocks Aファミリユーザーズガイド
- 作業手順
- ターミナルソフトを起動し、本体の電源を入れます。起動直後から ”Enter” キーを連 打し、u-boo tプロンプト(openblocks>>)を起動させます。
- USB メモリを本体の USB ポート(どちらでも可)に挿入、下記のコマンドを発行します。
openblocks>> run update_linux 実行の結果、XXXXXXXXX bytes written:OK と表示されれば上書きは完了です。
- USB メモリを抜き、reset コマンドにて再起動してください。
openblocks>> reset
USB メモリとの相性等で USB メモリを認識しない場合があるという事例があります。
容量の大きなUSBメモリは認識しないことが多いので、なるべく容量の小さいUSBメモリ(4GB以下)があればそちらをお使いください。