VPN 通信をしていないのにインターネットに対して定期的にパケットが送信される
VPN 接続を確立していないにもかかわらず、VPN Client が物理的なネットワークインタ ーフェイスを経由して何らかの通信を行っている場合は、マニュアル「4.9.2 インターネット接続の維持機能」 で解説されている種類のパケットであることがあります (設定を変更して、このパケットを送出しないようにすることが可能です)。 VPN 接続を行い VPN セッションを確立している状態で、特に VPN で通信をしていないのに、物理的なネットワークインターフェイスを経由して VPN Server との間で何らかの通信をしているように見える場合は、以下のようなパケットの可能性があります。
- マニュアル「3.4.8 IP アドレス存在確認ポーリングパケット」 で解説されているような仮想 HUB による ARP ポーリングパケットの通信。 (設定ファイルの NoArpPolling オプションを true に設定することによって ARP ポーリングを行わないようにすることが できます)
- PacketiX VPN プロトコルが接続している各 TCP/IP コネクションの相手先の存在を確 認し、また無通信状態でも TCP/IP コネクションがタイムアウトで切断されてしまうことを防止するための、内部の Keep-Alive パケットによる通信。なお、PacketiX VPN プロトコルが構成する TCP/IP コネクション内で送受信される Keep-Alive パケットの間隔は、その VPN セッションのセキュリティポリシーで定義されているタイムアウト時間の約半分です。"