フェイルバック運用時の注意点について

プライオリティが異なる2つのノード(

ノード A :プライオリティ 255(ファイルバックさせるための値)、

ノード B :プライオリティ 1-254 )で冗長構成を組んでいます。

通常時はノード A が Active 機として動作していますが、フェイルオーバー発生後、ノード B が Active 機として動作している間に設定変更を行った場合、何か注意すべき点はありますか?

 

本設定構成では、ノード A が起動した際に、常にノード A からノード B へ設定データの同期が行われるようになっています。そのため、ノード A が故障などで冗長構成から切り離され、ノード B が Active 機として動作している間に設定変更を行った場合、ノード A が復旧し冗長構成に復帰したタイミングで、ノード A の設定データによってノード B の設定データが上書きされてしまいます。

フェイルオーバー発生後、ノード B が Active 機として動作している間に設定変更を行う場合には、必ずノード B の最新の設定データのエクスポート(バックアップ)を実施し、ノード A が復旧し冗長構成に復帰したタイミングでインポート(リストア)を行ってください。

エクスポート(バックアップ)、インポート(リストア)手順については以下をご覧ください。

対象モデル

  • EasyBlocks DDN1 Enterprise
  • EasyBlocks DHCP AS 2500
  • EasyBlocks DHCP AS 5000